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金沢事務室からのお知らせ
平成23年度金沢国際交流会館フェアウェルパーティー 実施報告書
掲載:12/02/29(水)11:16:03

実 施 日: 2012年 2月16日(木)18時30分〜
場   所: 金沢国際交流会館 1階交流ホール
参加人数: 計44名(入居者38名、機構職員1名、協会職員2名、県職員2名、カウンセラー1名)



【実施内容】
 2月16日(木)18時30分より金沢国際交流会館1階交流ホールにて、この春退去を予定している館生のフェアウェルパーティーを開催しました。
 パーティーは、日本学生支援機構東海北陸支部・永井支部長からの開催挨拶と乾杯の音頭で始まりました。しばし軽食を頂きながらみんなで楽しく歓談した後、この春退去予定の館生たちを交流ホール中央に集めて、日本に来て味わった色々な経験や体験、会館で過ごした思い出などを話してもらいました。様々な国の留学生が住むこの会館で共に協力し、知恵を出し合いながら盛り上げた会館祭などのイベント行事は、他では味わえないこの会館ならではのとても貴重な体験だったという意見が多く寄せられました。
 今回、会館のカウンセラーであり文化教室(書道)の講師でもある問谷先生にもご参加頂き、退去する館生への温かい激励の言葉を頂きました。
その後、恒例のビンゴゲームを行いました。職員が数字を読み上げるたびに自分の手元のカードの列並びを確認しつつ大きな歓声を上げる者や落胆の声を上げる者など終始賑やかなムードで盛り上がり、パーティーは幕を閉じました。

金沢国際交流会館 会館祭「留学生と交流フェスタ」実施報告書
掲載:12/02/24(金)16:09:25
実 施 日: 2012年 1月 14日(土)
場  所: 金沢国際交流会館・石川県留学生交流会館1階交流ホール、研修室
参加人数: 約300名
 (留学生約140名、日本人学生約20名、地域住民約140名、機構職員3名、協会職員2名、県職員2名)


1.プログラム
 11:00〜 餅つき開始
 11:45〜 各国料理紹介(中国・韓国・タイ・ベトナム・エジプト・イラン・日本)
 12:30〜 研修室にて生け花・書道の体験教室と作品展示
 12:40〜 踊り・三味線体験教室と発表会
 13:10〜 地域の子供たち「杜の里エンジェルス」によるダンスの披露、
        杜の里児童館の小学生たちによる歌と踊りの発表
 13:30〜 留学生たちによる自国紹介○×クイズ
       (エジプト・オランダ・リトアニア・韓国・中国・バングラデシュ)
 14:10〜 ビンゴゲーム大会
 14:30  終了


2.実施内容
 RAが実行委員となり会館内外に住む外国人留学生たちと共に、地域住民との交流促進を目的として、今年も『留学生と交流フェスタ』と題して会館祭を1月14日(土)に開催しました。
 当日は、朝早く下準備の段階から地元住民の方々にご協力を頂き、恒例の日本の代表的伝統行事である「餅つき」から始めました。

 段取りよく餅米が時間通りに蒸しあがり、午前11時には「ヨイショ!」という威勢のよい掛け声と共に餅をつき始め、ある程度捏ねあがったところを見計らって、地元児童や留学生たちにも順番に餅つき体験をしてもらいました。始めて餅つきを体験した留学生は、見ている以上に杵が重いのと、餅がすごく伸びることにとても驚いた表情をしていました。つきあがったお餅には、味の違いを楽しめるよう5種類のタレ(餡子・黄な粉・ゴマ・みたらしダレ・大根おろし醤油ダレ)を用意しそれぞれを絡めて頂きました。つきたてのお餅は柔らかでとても粘りが強く、食べ慣れない留学生たちは箸を使うのも、口に運ぶのもとても苦労している様子でしたが、それを楽しんでいるようにも見えました。



 用意したお餅をすべてつき終えたところで、この会館祭の目玉の1つでもある留学生たちによる各国料理を振る舞いました。今年は7カ国(中国・韓国・タイ・ベトナム・エジプト・イラン・日本)の料理を準備しました。中国からは水餃子、韓国はタッチム(鶏の蒸し煮込み)、タイはグリーンカレー、ベトナムからはチャーヨー・ネムザン(揚げ春巻き)、エジプトはマハシィ(鶏と野菜のトマト煮込みスープ)と野菜ライス、イランからはアシ(野菜などの煮込みスープ)、ケバブ(牛肉の焼肉)など、そして日本からも大鍋におでんを振舞いました。日頃あまり目にする機会のない各国料理の数々に地域住民の方々はとても物珍しそうに留学生たちに直接料理の内容を尋ねながら次々に口へ運び、そして食べ比べながら「まるで食の世界旅行をしているようだ!」と顔をほころばせながら感想を述べる地域住民の方もいらっしゃいました。



 各国料理が振舞われた後、当会館内で実施している文化教室(踊り・三味線・生け花・書道)の活動成果を発表する場として、研修室では受講生たちの生け花と書道の作品展示発表を行い、交流ホールでは踊りと三味線の演奏会を催しました。受講生たちにとっては、年に一度の発表の場とあって少々緊張した面持ちではありましたが、気合十分で一生懸命日頃の練習の成果を披露していました。受講生たちにとっても人前で発表できる場があり良い機会だったと思います。展示発表及び演奏会と同時に研修室では生け花と書道の体験時間を設け、沢山の留学生や地元の方々が講師の方の手解きを受けながら、筆を走らせたり、花の生け方を習っていました。



 随時いつでも体験できるように交流ホール中央に広いマットを敷き、折り紙を用意して地元児童と留学生の交流の場を設けました。鶴や蛙、犬やウサギなどといった動物や紙風船、兜など次から次へと器用に折っていく児童を興味津々で見ていた留学生たちも次第に仲間に入り一緒になって、その折り方を教わっている姿はとても和気藹々と会話が弾み楽しんでいるようでした。

 文化教室の活動発表後は地元「杜の里エンジェルス」によるボンボンを持ったチアダンスと杜の里児童館の小学生による歌いながら歌詞に合わせた踊りの披露がありました。そして児童たちからの発表の最後に児童たちみんなで協力して作った今年の干支の龍の大きなポスターを留学生代表に贈呈され交流の思い出にしました。





 留学生たちによる各国の自国紹介をプロジェクターを用い、○×クイズ形式で紹介していきました。まずは最初に日本からとても遠い国で子供たちにも馴染みの少ないエジプトから古代の歴史・ピラミッドやスフィンクスの由来やナイル川の紹介等で子供たちの興味を誘い、続いてベルギー、リトアニア、韓国、中国、バングラデシュの順に国の首都や国旗の紹介、国の代表的建造物や自然の特色などといった問題を織り交ぜながら紹介していきました。スクリーンに映し出されたどの問題にも興味深げに必死で解こうとする児童たちの姿は、会場にいた多くの来場者たちの場を和ませ、大いに盛り上がりました。



 最後は恒例のビンゴゲーム大会で締めくくり、会館祭は大盛況のうちに幕が閉じました。
年に一度の限られた短い時間ではありましたが、RAと留学生たちみんなが一丸となって作り上げたお祭りを日頃あまり行き来することの少ない地元の方々に紹介ができ、一緒になって交流し、互いの国の文化を共有し理解し合えたことはとても貴重且つ有意義な時間になったと思います。
 
 開催当日は、懸念されていた天候も雪、雨とも降らず、気温こそは確かに寒くはありましたが、会場の熱気とみんなの弾む笑顔で楽しく開催できました。多くの地域住民の方々並びに金沢市田上公民館、金沢市立杜の里児童館、NPO金沢杜の里等各関係団体の方々には、朝早くからご足労頂き、沢山のご協力を頂きました。お陰様でとても充実した内容の濃いお祭りを実施することができましたことを心より感謝いたします。誠にありがとうございました。

平成23年度金沢国際交流会館交流事業「石川の伝統文化体験バスツアー」
掲載:12/02/24(金)16:07:00
1.実施概要
 ● 日 時    2011年11月3日(木) 9:00〜15:45
 ● 見学地   九谷焼資料館・陶芸館、日本折紙博物館、御菓子城加賀藩、大日盛橋本酒造
 ● 参加者   計23名(会館生17名、館外外国人留学生4名、協会職員2名)


                   九谷焼資料館前にて

2.実施目的
 地元の産業や工芸品を見て触れて体験してもらうことで日本の良さやより地元の産業に対する興味をもってもらうのと同時に日本人と留学生との相互理解を深め交流を図る目的で実施しました。

3.実施内容
09:00〜     金沢国際交流会館 集合、出発
10:00〜11:30 「能美市九谷焼資料館・陶芸館」到着、九谷焼見学の後絵付け体験
11:50〜12:20 「御菓子城加賀藩」2階にある「日本折紙博物館」にて折紙体験及び展示見学
12:30〜13:20 「御菓子城加賀藩」内施設お食事処「文化村・古九谷」にて昼食
13:20〜13:40 「御菓子城加賀藩」和菓子製造見学
14:00〜14:40 「大日盛橋本酒造」到着、酒蔵見学
15:30       金沢国際交流会館 到着
15:45       解散

 秋深まる紅葉のシーズン、懸念されていた天候は有り難いことに太陽の日差しがポカポカと降り注ぐ汗ばむくらいの暖かい体験日和となりました。
 朝9時会館前に集合して、一人の遅刻者もなく定刻通りに出発して一路第一目的地である石川県は能美市にある「能美市九谷焼資料館・陶芸館」を目指しました。
 ここでは、まず資料館にて係員の方による説明を受けながら九谷焼の長い歴史や脈々と受け継がれている伝統的技法を用いて作られた作品を年代別に見学しました。また現代作家さんたちとのコラボレーション作品を手がけるなど新たな領域へも挑戦しつつ独自の世界の幅を広げながら変化している様子を学びました。
 九谷焼の長きに渡る歩みや代表的な年代別画風を見学したことを踏まえ、陶芸館に移動して早速みんなで絵付けの体験に入りました。赤や緑や黄色やピンク等7色の色を用い、九谷焼の絵付け技法を真似て描く者や日本の代表的な風景、富士山や桜をモチーフにして描いてみる者、そして今流行りのアニメを描く者など各々のアイデアが飛び出し、みんな時間を忘れ夢中になって描いていました。


                       絵付け体験中

 絵付け体験が終わり、次の目的地である「折紙博物館」へ移動。ここでは1枚の紙から作り出される立体的な花々や人形、動物など細かな細工に一同目を奪われ圧倒されていました。みんなで折紙の先生による「箱鶴」作りの手解きを受けましたが、慣れない手つきで小さな紙を丁寧に折る姿は真剣そのもの。楽しみつつも悪戦苦闘している様子が伺えました。ようやく出来上がった「箱鶴」は台紙に乗せ、透明の箱に詰めて記念のお土産として持ち帰りました。各々出来栄えを見せあいながら「自分の方が綺麗にできた!」、「あなたの色紙の模様が綺麗ですね!」などの感想を述べあい、昔から伝わる手遊び事の折紙体験ができたことをまるで童心に戻ったように喜んでいました。


                  日本折紙博物館展示作品


                      折紙体験中

 昼食は、日本海で獲れた魚をメインにした和定食を頂きました。定食の中には、地元郷土料理の1つ「治部煮(じぶに)」(鴨肉を削ぎ切りにして小麦粉を塗し、野菜や麩を入れた出汁の中に一緒に加えて煮込んだもの)をうどんの上に乗せた麺料理も振舞われ、みんな物珍しそうにしげしげと眺めながら麺類の啜る音にも興味を示し、わざとズズズーという大きな音を立てながら楽しんで食べていました。
 昼食後は少しだけ自由時間を設け、食事場所と同じ敷地内にある「御菓子城加賀藩」での和菓子作りの作業工程を見学したり、食べるのが勿体ないほど美しく仕上がった和菓子を購入したり、敷地のお庭で談笑したり、しばし思い思いの時間を寛ぎました。
 午後からは、創業250年の歴史をもつ日本酒の老舗蔵元「大日盛橋本酒造」を訪ね、昔ながらの酒造りの道具や作業工程、酒蔵を案内していただきました。お米からどのようにお酒が作られていくのか1つ1つの工程を熱心に観察し、説明にはしっかりと耳を傾けていました。出来上がったお酒を何種類か少しずつ試飲させてもらい、味の違いを飲み比べていました。始めて日本酒を口にする留学生もいて、すっきりとした口当たりにほのかにお米の甘さも感じる味わいがとても気に入ったようでした。また酒蔵の見学と同時に橋本酒造主家である本家も拝見させてもらいました。400年近くの歴史を持つ橋本家の伝統的な日本家屋の見事な建築意匠や先代から伝わる古美術や調度品の数々、日本古来の戦道具である槍や薙刀など留学生にとっては見慣れないものばかりが家中に飾られ、まるで昔の日本の世界にタイムスリップでもしたような錯覚に陥り、とても不思議な感覚に襲われた留学生もいました。そしてびっしりと苔生し、形よく剪定された赤松やしいの木などの手入れが行き届いた見事な庭園は、日本の伝統家屋とうまく調和していて、まるで1つの大きな芸術作品を見ているような美しさでした。留学生たちも日本の和の美しさを改めて見直す良い機会になりました。


                      酒蔵見学

 この日のツアー日程をすべて終え、酒蔵の方々に別れを告げてバスに乗り込み帰路へと向かいました。バスの中では、カメラを取り出し今日一日の行動をおさめた記録を確認し笑みを浮かべる者や体験の思い出を互いに語り合っている者、日本の伝統文化により興味が湧き、もっと体験したいと希望する者など全く疲れを感じさせず、終始盛り上がった雰囲気のまま、楽しい一日の幕は閉じました。

4.総括
 今回は日帰りという限られた時間の中で、古き良き伝統や文化を体験して興味を深めながら地元の方々との交流を図り、また地元産業を訪れ見学して日本への理解をより一層広げてもらうことに重点を置き実施しました。
 天候にも恵まれ6カ国(中国、タイ、ベトナム、インドネシア、インド、バングラデシュ)の留学生たちが集い、絵付け・折紙の体験と和菓子製造工程・酒蔵の見学を通して沢山の地元の方々との交流が出来ました。短い時間ではありましたが参加した留学生たちからは「とても充実した内容の濃い時間だった」、「始めての体験が多く楽しかった」、「他にももっと色々体験したい」などの感想を多くもらい、今回実施した成果が良い結果として現れたのではないかと思います。また各体験・見学先の方々には手厚いご協力をいただいて、大変実り多き有意義な1日を過ごすことができました。


                  九谷焼絵付け体験完成品

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